明らかに不必要なのに、日々勝手に体内から排出されてくる、人体の負の生成物、鼻くそ。そんな不思議な鼻くその生成の謎とメカニズムを解説。
鼻くそとは
あまり画像を見たい人はいないと思いますので、あまり画像は載せずに解説を。
鼻糞(はなくそ)とは、鼻水とほこりが鼻の中で固まったもの。
色は、白色あるいは黄色が一般的である。
風邪をひいた時の鼻糞は黄色くなるが、これは白血球が風邪ウイルスと戦って死んだ残骸が鼻水として体外に出されたものである。濃い緑色をしているときは、好中球のペルオキシダーゼが産生されている証拠なので何らかの炎症を起こしている可能性が高い。 喫煙者の場合煙草の煙により、黒く変色してしまう場合がある。また、血が混じっても黒く変色する。
鼻の穴に指を入れて鼻糞を除去する行為を「鼻(糞)をほじる」という。さらに、鼻をかむ際に鼻糞が出ることもある。鼻毛と一緒に出る場合もある。
出典 amanaimages.com
また、鼻糞を除去している際に鼻の粘膜を傷つけ、鼻血を誘発してしまう場合もある。指を使っての鼻糞除去は鼻血や鼻の感染症を引き起こす可能性があるので、ほとんどの専門家は指ではなくティッシュペーパーを使うことを薦めている。ただし、指で鼻糞を取り除いても嗅覚には悪影響が及ばないと思われる。これはにおいを感じる嗅上皮がある鼻腔の上部まで指が届くことはないからである。
目糞は眼脂 (ガンシ)、耳糞は耳垢 (ジコウ)と呼ぶのが正式名称とされるが、鼻糞には正式名称がないか、もしくは「鼻糞」という用語自体が正式名称であるとされる。「糞」という言葉を使用することが児童への教育上、不適切であるため、鼻垢(ビコウ)などを正式名称にするべきではないかとする意見がある。 東北弁など一部の方言では鼻こび(鼻の垢の意)とも呼ばれている。
赤チャンネル☆赤ちゃんの鼻くそ撤去術
鼻くその成分
鼻くそは「鼻水が乾燥したもの」であり、
鼻水は「鼻腔内の粘液と大気中のホコリが混ざった液体」
つまり「鼻くそ」を構成するのは、
鼻腔内の粘液と大気中のホコリということになります。
●大気中のホコリかなりうれしくない成分ですよねw
⇒ 食べ物のかす、ダニ、フケ、砂ぼこり、ダニ、カビ、微生物、タバコのヤニ、etc...
●鼻みず
⇒ 鼻腔内の粘液、血管から染み出た浸出液(塩分を含む)
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黄色の鼻くそがある!?
鼻くそが黄色や緑色に色づくことがあります。
この場合、鼻くそは、「鼻水が乾燥したもの」です。
すなわち鼻くそに色がつく原因は、鼻くその元である「鼻水」が黄色、もしくは緑色になっているから、となります。
風邪を引くと身体が風邪ウィルスと戦う際、体内の白血球(顆粒球)が、風邪ウィルスと殺し合いを起こします。
その戦いの中で、白血球とウイルス菌は死骸、いわゆる「膿」として鼻の中に残ります。
この時の「膿」が黄色であり、その膿と鼻水が混ざり合った結果が、黄色の鼻水です。
この場合、しばらく鼻水が黄色になり、その黄色の鼻水が固まり、鼻くそが黄色になります。
鼻くそを食べてしまうのはなぜ
小さい子や、大人でも一定数自身の鼻くそを食べてしまう人もいます。
20代・30代男女のおよそ3人に1人は鼻くそを食べたことがあると告白しています。それよりも、20代女性の36.7%が鼻くそを食べたことがあることに驚きを隠せません。
出典 【実は健康的】鼻くそ食べたことある率をガチ調査 20代女性の36.7%が経験アリ! – しらべぇ | 気になるアレを大調査ニュース!
人間は本当にしょっぱいものが好きですよね。 なぜなら、それが美味しいからです。鼻くそを食べる人は、それと同じ感覚で「美味しい」と思って食べ始めるのです。
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