このほど新たに沖縄県に鉄道を通す話になり、県内の列車事情をリサーチ。
沖縄県の鉄道事情
沖縄県における軌道系公共交通機関は、2003年に開業した那覇市内のモノレール(沖縄都市モノレール線)が唯一の存在であるが、戦前の沖縄本島には、軽便鉄道や路面電車・馬車鉄道が存在していた。また、サトウキビ運搬などを目的とした産業用鉄道も南大東島をはじめとして各地に存在した。
出典 沖縄県の鉄道 - Wikipedia
現在のところ県内では本島のみ、そしてこのゆいレールのみが唯一の運行中の鉄道とのことです。
かつては沖縄県営鉄道もありましたが、
「1914年(大正3年)12月に与那原線の那覇 - 与那原間が開業。その後、大正末期までに嘉手納へ向かう嘉手納線や糸満に延びる糸満線も開業した。太平洋戦争末期の1945年(昭和20年)3月には運行を停止し、戦後は復旧することなくそのまま消滅した。」
廃線し、これまで復活などはしておりません。
沖縄都市モノレール「ゆいレール」那覇空港駅 Yui Rail Okinawa
そんな沖縄に新鉄道が
幾度となく構想だけ浮かんでは、予算の高さに立ち消えてきた新鉄道構想ですが、昨今の高齢化や渋滞のひどさなどで、近い将来必ず鉄道は必要になる、とずっと検討は続けていて、沖縄本島を南北に縦断する鉄道がようやく近い将来できそうな見込みだそうです(そう言いながら何度も頓挫した過去もありますが)。
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沖縄県鉄軌道導入ルートイメージ
現在のところ唯一のゆいレール
沖縄都市モノレール線(おきなわとしモノレールせん)は、沖縄県那覇市の那覇空港駅と首里駅を結ぶ沖縄都市モノレールのモノレール路線である。全線が軌道法による軌道として建設されている。愛称は「ゆいレール」で、「ゆい」は琉球方言の「ゆいまーる」(「雇い回り」を語源とする村落共同労働を意味する言葉)の「ゆい」から取られたものである。2017年現在、「沖縄県内で現存している唯一の鉄道路線」である。
出典 沖縄都市モノレール線 - Wikipedia
沖縄都市モノレール「ゆいレール」 | 沖縄県那覇市、沖縄都市モノレール。空港~首里路線の運営。企業概要、サービス紹介。
現在のところ県内唯一の鉄道で、走行時間も30分ほど、最長12.9kmと、かなり短い列車ではありますが、那覇空港から県内南部を移動する際には貴重な交通手段です。
特に観光資源としても人気が高いです。
2015年現在、首里駅からてだこ浦西駅までの区間が事業中であり、2019年春に開通する予定となっている。今後延伸の予定もあるようです。
出典 沖縄都市モノレール線 - Wikipedia
沖縄都市モノレール・ゆいレール 前面展望(那覇空港-首里) 2014-12-23