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意外と知られていない?除湿器の仕組み

不快な夏のジメジメを快適にしてくれる除湿器。しかし、その構造、原理は意外と知られていません。


除湿機(じょしつき)とは



除湿機 (じょしつき) とは、室内気の減湿に使用される空気調和設備である。多湿時に汗が乾きにくいために人間が感じ取る不快指数を下げるために使用される。また、衣類の乾燥や乾燥圧縮空気の供給にも使用される。
冷却コイルを使用するタイプや化学的な吸湿作用を利用するタイプなどがある。
出典 www.amazon.co.jp


温度が下がると誤解されることがあるが、熱を外部に放散しない限り、温度は上昇する。
なお、加湿機能を併せもったものは湿度調和機と呼ぶ(冷暖房機能まで併せもっている場合にはエアーコンディショナーに分類される)。



なお、近年では除湿乾燥機の名称で販売されることが多い。これは室内干しをした洗濯物や部屋の結露を乾燥させる目的が多く、かつそうした目的を持つ消費者へのアピールのためである。靴などを乾燥させる専用のアタッチメントが、オプションとして用意されているものもある。空気清浄機能などを持ったものもある。特殊なものに、部屋の壁に取り付け、湿気と排熱を外部に放出する備え付け型もある。これであれば、室温は上昇しない。また、押入れ専用の除湿機もある。
出典 www.amazon.co.jp



別格!最強すぎる衣類乾燥除湿機がキター!


仕組み


加湿器などは蒸気を出して加湿している様子が見えますので、なんとなく原理がわかりますが、除湿器となると、意外と仕組みの想像がしにくいです。


除湿方法は大きく分けてコンプレッサー式とゼオライト(デシカント)式の2つがあります。機種によって除湿機能の他に、冷風機能、衣類乾燥機能などの機能が搭載されているものもあります。


コンプレッサー式除湿機


エアコンの除湿機能と同じ方法で除湿をします。
室内の温度が高い程、空気が保持することができる水分量は多くなります。除湿機が室内の空気を吸い込み、その空気を冷やすことで空気中に含まれる水分を追い出し、水分をとったあとのさらさらになった空気はまた室内に戻されます。追い出された水分は水となり排水タンク内にたまります。これを繰り返すことで室内の湿度を下げています。


デシカント式に比較して騒音が大きく、気温が低いときは能力が落ちる。部屋の温度上昇は小さく、消費電力もやや小さい。


ゼオライト(デシカント)式除湿機


除湿機が室内の空気を吸い込み、吸水性の良いゼオライト(乾燥剤)に空気内の水分を吸着させ、水分をとったあとのさらさらになった空気はまた室内に戻されます。吸着した水分は、除湿機内のヒーターであたためられ高温高湿の空気となり熱交換器へ移動し、そこで冷やされて水となり、排水タンク内にたまります。これを繰り返すことで室内の湿度を下げています。


ゼオライト(デシカント)式除湿機はコンプレッサー式除湿機と比べて電気代が3倍以上かかっています。ゼオライト(デシカント)式除湿機は取り込んだ空気の水分を吸着した乾燥剤をヒーターであたためる構造のため、ヒーターを使う分電気代が多くかかります。
出典 [除湿機]おすすめの選び方4つポイント / 気になる電気代も


参考



デシカによる除湿の仕組み



コンデンス式除湿機