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遅いマシンを速くする!Windows7高速化のポイントとコツ

昨今のハイスペックマシンならともかく、Windows7というOSが出たての頃に一緒に出ていたようなPCですと、Windows7を動かすのがやっとで、日々操作していると重たく感じることもあるかと思われます。


Windows7とは


Windows 7(ウィンドウズ セブン)は、マイクロソフトが2009年にリリースした、Windowsシリーズに属するパーソナルコンピュータ用のオペレーティングシステム (OS) である。2009年7月22日に開発が完了し、2009年9月1日にボリューム ライセンス契約者へ提供が開始され、2009年10月22日に一般発売を開始した。
初期の開発コードネームは「Blackcomb」であったが、のちに「Vienna」となり、さらに「Windows 7」に改められた。本来次期クライアント用 Windows の社内開発コードネームだったものが、そのまま製品版の名称として採用された。 米国の調査会社 Net Applicationsによると、2016年10月現在の時点における世界のOSシェアに関してはWindows 7が首位である (47.0%)。
出典 Microsoft Windows 7 - Wikipedia



Windows7使い方講座 必修編 第1講



Windows7の高速化方法集


Windows 7のサポート終了時期は、2020年1月14日(米国時間)です。
通常使用する期間も残りわずかではありますが、その間だけでも快適に☆



Windows 7、Office 2010 サポート終了。今から始める移行への道。


Windows7は重い!?


従来の軽量高速OSだったXPに比べると、Vista、7、となかなか重めになってきています。特に多機能・便利になった反面、マシン自体のスペックをかなり要求する重いOSになってしまい、OS発売当初に出ていたようなパソコン、特にノートパソコンとかですと、スペック不足で動作が重めになってしまいがちかと思われます。
初期設定のままでは あまりに重すぎる Windows 7
でも設定、工夫次第では 大変に快適なOSなんです。
まずは、高速化のための設定を工夫して、それでもあまりに遅い時だけ、はじめてスペックの限界かと思われます。



Windows7の高速化方法集



不要なサービスをオフにする 「Windows7高速化解説」


視覚効果を無効にする


windows 7 に最初からふんだんに盛り込まれている各種画面効果、特にAeroと呼ばれる機能は、見栄えをよくしてくれる代わりに、入れていると大変重くなります。
見栄えがするだけで、ほとんどいらないものも多いですので、不要かどうかの判断をしつつ、いらないものは順次切ってしまいましょう。
画面の描画速度やメモリの使用量に大きく関わってきます。


パフォーマンス優先に


コントロールパネルのシステム→システムの詳細設定から、
パフォーマンスを選んで、パフォーマンスの優先、を選択しますと、
Windows独特の画面効果(ウインドウのアニメーションのような)が全部切られ、まるでXP時代のようなレトロな外観になりますが、これがが一番PCに負荷をかけないので、動作が高速になります。


設定変更後は、まるで一瞬XP世代のパソコンをいじってるかのような感覚に陥りますが、この状態が動作が一番軽快で、結果、パソコン操作がしやすくなるものです。
※デザインがレトロ、かつ若干見にくいかもしれませんが、XPなどに長い人にはかえって自然に感じられるかもです



パフォーマンス優先


起動時のWindowsロゴを非表示に


システム構成起動

今後もこの作業は使います。
Windowsキー + Rキー でファイル名指定実行にして、「msconfig」と入力してOKを


システム構成画面で

ブートタブを選択し、GUIブートなしにチェックを入れてOK
→設定反映には再起動を
これで起動時にWindowsロゴが表示されなくなり、少し起動が早くなります(特にグラフィック機能が弱いマシンで)



大した影響でもないのですが、ビデオ出力機能の弱いマシンでは、このわずかな画面描画やアニメーションロゴ読み込みのせいで起動が遅くなることもあります。



Windows7起動ムービー


不要なデスクトップアイコンを削除する


Windows はシステム起動時に デスクトップ上にあるすべてのアイコンについて、クリックされることに備え リンク先を確認する。
当然 アイコンの数が多いほど、確認に要する時間は余計にかかる
不要なアイコンはできるだけ削除し、システムがアイコンの確認に要する時間を短縮するのがよいです。

まずは必要最低限のすっきり画面から始めましょう。


他、デスクトップから各種アプリケーションを立ち上げた際にも、その確認は走り、デスクトップアイコンが多かったり、中にはリンク切れのアイコンがあったりしますと、アプリの起動が大変遅くなります。
※リンク切れアイコンがあるとバグなのかと思えるほどアプリ起動が遅くなります、体感的にはフリーズしてると言えるほどに。


不要プログラムの削除


インストール以降一度も使っていないようなアプリケーションは、無駄にディスクを圧迫しているだけでなく、時に常駐型でメモリを食い、全体を重くしてる場合もありますので、不要なものはどんどん削除するとシステムが軽快に動きます。

スタートボタンから、コントロールパネル
→プログラム
 →プログラムのアンインストールを選択


一覧の中で、自身で把握できて明らかに不要なものや、日付を見て、初期購入時から入っていて一度も使っていないないもの、などは、
右クリックからアンインストール、できれいにしてしまうとよいです。
※ただし署名がマイクロソフトのものはPCにとって大事なものである可能性が高いので触れない



Win7でプログラムの削除する方法! by irisMaster


仮想メモリの増加


システムメモリが足りないとパソコンの動作はとたんに重くなります。不足した際に、メモリの代わりに、ハードディスクの一部をメモリのように、臨時の読み書き専用に確保する仕組みを仮想メモリと言います。
この仮想メモリをある程度確保しておくことで、本物のメモリほどの効果はありませんが、メモリとして動作し、ある程度安定・高速動作が可能になります。



コントロールパネル→システムの詳細設定→システムのプロパティウィンドウで詳細設定タブ→
パフォーマンス枠で設定ボタン押下→詳細設定タブで変更ボタン押下
「すべての~」のチェックを外し、各ドライブ選択、カスタムサイズを選択し、サイズは、ページ下部の推奨のページングファイルサイズより、少し大きいくらいに設定する。
※初期と最大は同じサイズに設定することで、ファイルサイズの途中変更を防ぎ、ファイルが断片化しないので、より高速化を期待できる



仮想メモリ設定手順(Windows 7Windows Vista) -株式会社デネット


電源オプションで高パフォーマンスモードに


これはあくまでその分電力消費が上がってしまいますので、持ち運びのノート等でしたら、その分バッテリー消費が早いことだけは認識の上で取って欲しい手段です。


コントロールパネルの電源オプションを開き、プランの中に、高パフォーマンスという選択肢を探し選びます。多少機種に左右されますが、ほとんどの場合この高パフォーマンスモードが一番電気をくいますが、動作も早くなるモードです。


サウンドを無しにする


Windows 7 ではシステム起動時・終了時、エラー発生時、ダウンロード完了時 … などなど、様々な場面でサウンドが再生されるように標準で設定されています。
サウンドファイルはサイズが大きく、度々の再生はシステムへの余計な負荷になるため、すべての場面でサウンドが再生されないように設定すると、システムへの負荷を軽減できます。


・ デスクトップ上で右クリックし、表示されたメニューから [ 個人設定 ] を選択しクリック
・ [ 個人設定 ] ウィンドウが表示されるのでサウンドをクリック
・ [ サウンド ] ウィンドウの [ サウンド ] タブが表示されるので、[ サウンド設定 ] の [ サウンドなし ] を選択
さらに [ Windows スタートアップのサウンドを再生する ] のチェックを外し [ OK ] をクリック


参考サイト


つきつめるとどこのサイトで紹介している対策も、ほぼ同じ点にいきつくのですが、自分にとってわかりやすいサイトとかで学んでもらえるとよいかな、と。


Windows 7 高速化.org | Windows 7 はもっと速くなる!


Windows 7 高速化の解説


PC高速化レシピ_windowsマシンの高速化メンテナンス方法紹介


Windows7の高速化



不要な常駐ソフトを停止する 「Windows7高速化解説」