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Windows8で登場した驚異の仮想マシンクライアントHyper-Vの徹底攻略

Windows8Proに機能として搭載されることになりました、仮想マシンクライアント機能であるHyper-Vの解説まとめです。


Hyper-V(はいぱーぶい)とは


Hyper-Vとは、Microsoftが提供している、サーバー仮想化を行うための機能の名称である。2008年6月にリリースされた。
Hyper-V(ハイパーV、はいぱーぶい)は、マイクロソフトが提供するハイパーバイザベースのx64向け仮想化システムで、1台のコンピュータ(サーバ)で複数の仮想機械を実現する。


Hyper-V - Wikipedia


本来、Hyper-V 機能はクライアントOSに搭載されなかったが、Windows 8 Pro、およびWindows 8 Enterprise 以降では Windows Virtual PC に代わって Hyper-V 機能が搭載された(基本的にx64版専用だがx86版はリモート管理ツールのHyper-V マネージャーのみ対応となる)。これらは従前のサーバー向けと区別して「クライアント Hyper-V」と呼称される。



HOW-TO: Create a Virtual Machine using Hyper-V on Windows 8 or 8.1!


設定方法


まず本機能、Hyper-Vが使えることが前提になりますが、使えるためには、いくつか条件をクリアする必要があります。
Windows8 Pro または、Windows8 Enterprise であること
・SLAT対応CPU 搭載であること
ご自身のマシンがSLAT対応CPUかどうかは以下リンクにて確認


インテル® バーチャライゼーション・テクノロジー リスト


クライアントHyper-V のやり方-Windows8(設定・使い方)



Enabling Hyper-V in Windows 8


性能


Windows 8レボリューション:第11回 クライアントHyper-V (1/3) - @IT
Hyper-Vの充実した機能、性能の紹介


Windows 8 の Hyper-V で Linux を動かす!


ASCII.jp:Windows 8.1で「クライアントHyper-V」はこう改善された (1/3)|山市良の「企業ユーザーはここに注目しよう!Windows 8.1の新機能」


【追記】Windows 8.1のメリットは、Hyper-V 拡張セッション pcmanabu


Windows 8 でHyper-V 上の複数のゲストOS を同時にインターネットに接続する方法 PCプチ技能向上委員会?
他の種類の一般的な仮想化環境ソフトほどではありませんが、徐々にこの仮想化技術も広まってきて、ドキュメント、ナレッジも増えてきました。


Hyper-Vの欠点


そのまま使うと、各OSをまたいでコピー&ペーストが使えない。USBデバイスがゲストOS(上記のOS)で使えない欠点があり、回避するためにわざわざ、リモートディスクトップで接続し、コピペやUSB接続を実現していました。XPモードやバーチャルPCで当たり前にできることが、Hyper-Vではできなかったのです。


Hyper-V 拡張セッションとは


Hyper-V上にリモートデスクトップの技術を組み合わせたものです。各ゲストOSの拡張セクションにチェックを入れるだけで、コピペやUSBデバイスが使えるようになります。わざわざ別途リモートデスクトップを起動する必要がなくなります。


解説動画



Windows8Hyper-Vのインストール方法



Introduction to Hyper V



Windows 8 PCの祭典 その2 Hyper-V仮想マシン起動


参考


同系機能を実現できるソフトウェアとしては、下記のような、民間のフリーソフトもあります。歴史が長く、ドキュメントも多いので、安定した環境を築きたいエンジニアはこれら。家庭でお試しや、今後新技術を確かめたい人は Hyper-V を使う、といった具合ではないでしょうかね。


VirtualBoxの使い方


VMware によるデスクトップ、サーバ、アプリケーション、パブリック クラウドおよびハイブリッド クラウドの仮想化 | VMware 日本


VMware Player ダウンロードとインストール方法