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まとめサイトの雄、NAVERまとめ終了に伴い、名作記事の数々を遺産として残しています。

テラフォーマーズ各種手術ベース生物驚異の能力解説

火星を舞台にしたSF戦闘漫画テラフォーマーズに登場した、各種昆虫や動物等の手術ベース生命体の性質等の解説まとめです。対応する登場キャラ・シーン解説つき。


各種ベース解説


銀河を股に掛けるSFバトル漫画テラフォーマーズに登場うる各種昆虫や動物等の手術ベース生命体の性質等のジャンル別解説まとめです。

各ベースには驚異的な能力が備わっています。


日々更新【テラフォーマーズ】マーズランキング手術ベースつきリスト - NAVER まとめ
これらの特殊生物達の特徴を取り入れた各キャラクター達の魅力はこちらに綴られています。


昆虫型


オオミノガ



日本産で最も大きなミノムシ
成虫が「ガ」の形になるのは雄に限られる。雄は口が退化しており、花の蜜などを吸うことはできない。雄の体長は30〜40mm。雌は無翅、無脚であり、形は小さい頭に、小さな胸と体の大半以上を腹部が占める形になる(また、雄同様口が退化する)。したがって「ガ」にはならず、蓑内部の蛹の殻の中に留まる。
近年は外来種のヤドリバエによる寄生により生息個体が激減しており、各自治体のレッドリスト絶滅危惧種に選定されるように。
出典 amanaimages.com


自身の身を守り、生活スペースにもする蓑を支えるため、その糸は強力無比、切れず伸ばせず、攻守に役立ちます。
マーズランキング6位膝丸燈の手術ベース。
※希少動物であるため、手術の成功確率の高い燈にしか使えなかった



ミノムシ(オオミノガの幼虫)


カイコガ



カイコ(蚕、蠶)はチョウ目(鱗翅目)・カイコガ科に属する昆虫の一種。正式和名はカイコガで、カイコは本来この幼虫の名称だが、一般的にはこの種全般をも指す。クワ(桑)を食餌とし、絹を産生して蛹(さなぎ)の繭(まゆ)を作る。有史以来養蚕の歴史と共に各国の文化と共に生きてきた昆虫。
出典 www.gettyimages.com


バグズ2号秋田 奈々緒の手術ベースであったが、残念ながら、登場してすぐ、即死だったため、人側の能力で活躍機会は無し。
※テラフォーマー側では能力としてリーダー格にフル活用されました



カイコガのよちよち歩き


爆弾アリ(ジバクアリ)


通称爆弾アリ、と呼ばれるアリで、正式名ジバクアリ。
働きアリは敵に襲われると、腹筋を収縮することにより体の一部を自爆させる。この自爆によって、刺激臭のある粘性の毒液を相手に浴びせ、味方への注意と共に敵の動きを封じた上で道連れにする。

この名前は、生物種としての正式名では無いようですが、テラフォーマーズ作中では、爆弾アリ、という通称で統一されています。
※ミッシェルは呼んでいる、という表記も出ていますし。


スマトラオオヒラタクワガタ


スマトラオオヒラタクワガタ
ヒラタクワガタ(平鍬形 Dorcus titanus)は、コウチュウ目・クワガタムシ科・オオクワガタ属・ヒラタクワガタ亜属の1種で、25亜種に分類されている。 オオクワガタ属の中で最大種。
7位アレキサンダーの手術ベースになっている。
オオヒラタの中でもパラワンと並んで人気を二分するのがスマトラオオヒラタです。



再生能力もないし、特殊能力もなかったのですが、それでも7位、とはアレキサンダーの軍人としてのそもそもの戦闘能力、技術が強く反映された結果、かと。
作中でも地味なベース呼ばわりされていますし・・・。



スマトラオオヒラタ 92mmオーバー


オオスズメバチ


オオスズメバチ
世界最大の殺人蜂とも呼ばれており、攻撃性が非常に高い獰猛な蜂。
蜂の中で最大級のでかさを誇り、人肉さえ噛み千切る巨大で強靭な大顎や蜜蜂とは比べ物にならない頑丈な体。
日本の蜂の中でもっとも強い毒(色々な毒の混合物、別名「毒のカクテル」)をもち、毒液中には仲間を呼ぶフェロモンも含まれている。
3位小吉の手術ベース



その狂暴性と戦闘力はしっかり小吉に宿っています。
旧式のバグズ手術のみなのに、M.O.手術済みの乗員たちを超えて、全体でも3位というのはすごいです。


最強昆虫!日本原産オオスズメバチの脅威の戦闘能力と生態 - NAVER まとめ
とにかく最強の名がふさわしい、日本原産の、獰猛な蜂です。戦闘力、毒性、どう猛さ、どれも秀でています。


オオスズメバチ - Wikipedia



最強の蜂 オオスズメバチ


リオック


リオック
リオック(学名:Sia ferox)は、インドネシアに生息する昆虫の一種。キリギリス亜目- コロギス上科Sia属に分類される大型の直翅目昆虫。
他のコロギスと同じく肉食性。他の昆虫を捕食するが、しばしば自分より大きな昆虫でも襲って食べる。
肉食・獰猛な昆虫として徐々に日本でも知られている。
マーズランキング13位イザベラの手術ベース。


種類の異なる虫を格闘させた映像を収録する娯楽用DVDソフト『虫王』(第2回大会。2005年[平成17年]発売)に「インドネシアの悪霊」のキャッチフレーズで登場し、5匹の大型肉食性昆虫(一部ヒヨケムシ等の昆虫以外も含む)を相手に全て勝利し、圧倒的な強さを示したことで、それまで生態はおろか存在すらほとんど知られていなかった本種は一躍有名になった。しかし、知名度は高まったものの、日本国内で本種が流通する機会はほとんどなく、生体が販売されるケースは極めて少ない。



昆虫最強と謳われていて、しかもマーズランキング13位、と結構高位のイザベラさんだったので、その戦闘力にはかなりの期待が寄せられていたのですが・・・なんと、ワンパンで消し飛ばされてしまいました。残念。



リオックの威嚇


鳥類型


オウギワシ


オウギワシ
最大最強の猛禽 Raptor としてつとに有名なのがこのオウギワシ Harpy Eagle。強い脚とスパンが23-25cmもある爪を持ち、熱帯林の中で、木々の間を縫って高速に飛び回り、サルやナマケモノオポッサムなど中型の獣やコンゴウインコのような大形の鳥を捕らえる。
マーズランキング12位アレックスの手術ベース


オウギワシの狩りは壮絶で、木に必死でしがみついているナマケモノを楽々と木から引き離し、ほとんど垂直に18m以上も舞い上がることができる。サル類はこの鳥の姿をちらっとでも見ると大きな悲鳴を上げて逃げまどう。
 1990年、ペルーの Manu National Park でオウギワシが7kgほどあるアカホエザルを殺して運び去ったのが目撃されている。ワシが運んだ獲物としてはおそらく最も重い記録(Carwardine, 1995)。
およそ鳥類とは思えないほどの戦闘力を持つ模様です・・・



オウギワシにナマケモノがさらわれた


ハリオアマツバメ


ハリオアマツバメ
高山や海岸などに生息、1日の大部分を飛行して過ごし、地上に降りることは無く岩場に爪を引っ掛けて休む。
流線型のフォルムが特徴で、水平飛行時の最速時速は170キロから350キロ、最速の燕。
全身の羽毛が黒いので「悪魔の鳥」とも呼ばれる。
マーズランキング15位三条加奈子の手術ベース



科学じゃない、理論じゃないのにたたき出した自然界の最速の遺伝子、そしてフォルムです。



ハリオアマツバメがやって来た


天空の覇者☆ハリオアマツバメの驚愕の飛翔能力 - NAVER まとめ


節足動物


アシダカグモ


アシダカグモ
人家に棲息する大型のクモとしてよく知られている。徘徊性で、網を張らず、歩き回って獲物を捕らえる。
ゴキブリなど家の中の衛生害虫を食べる天敵としては益虫かつ姿を苦手とする人にとっては不快害虫でもある。
マーズランキング9位マルコスの手術ベース。


1.ゴキブリ以上にすばやい動き
2.人を襲わない
3.食欲より捕獲優先
4.人に無害
5.エサ(主にゴキブリ)がいなくなったら自ら立ち退く
※えさを食べてる途中でももう一匹のエサが通りかかったら、今食べてるえさを捨てて自分­の前通りかかったエサをおそうらしい。
人家にやさしい害虫ハンターのようです。



アシダカグモにゴキブリを2匹与えたら


最恐の益虫?アシダカ軍曹ことアシダカグモの驚異の能力 - NAVER まとめ


トタテグモ


トタテグモ(戸立て蜘蛛)
トタテグモ(戸立て蜘蛛)というのは、原始的なクモ類である。トンネル状の巣の入り口に扉をつけることからその名がある。クモ目クモ亜目カネコトタテグモ科 Antrodiaetidae とトタテグモ科 Ctenizidae に属する種を指すが、主としてトタテグモ科 Ctenizidae に属するクモである。地中に穴を掘り、その入り口に扉を付けることが特徴である。



マーズランキング20位アナスタシアの手術ベース。作中でも蓋付きの穴を掘って仲間を移動させたり、防御時に、糸でネットを作ったりしています。



キシノウエトタテグモの捕食と閉扉行動


軟体動物型


ヒョウモンダコ


ヒョウモンダコ(豹紋蛸)
ヒョウモンダコ(豹紋蛸)は、マダコ亜目 マダコ科 ヒョウモンダコ属に属する4種類のタコの総称。
唾液には強力な神経毒であるテトロドトキシンが含まれ、人間でも噛まれると危険である。テトロドトキシンヒョウモンダコの獲物である甲殻類には無害だが、唾液腺中に含まれるもうひとつの毒「ハパロトキシン(Hapalotoxin)」は、甲殻類を麻痺させる毒性をもつ。


ヒョウモンダコ - Wikipedia



人に対して有効なテトロドトキシンは使えるわ、手足は再生するわ、テトロドトキシンが効かないような甲殻型ベースの人には、甲殻類に効く毒のハパロトキシンを使えるわ、で強力なベースです。



ヒョウモンダコ


海の暗殺者!?ヒョウモンダコ(豹紋蛸)が恐ろしい - NAVER まとめ


魚類型


デンキウナギ


デンキウナギ
南アメリカアマゾン川オリノコ川両水系に分布する大型魚で、強力な電気を起こす魚、1属1種のみの特殊な硬骨魚類です。
マーズランキング2位アドルフの手術ベース。


デンキウナギ - Wikipedia



放電どころか、雨天下では落雷すら操ってるようにすら見えますけど・・・


テッポウウオ


テッポウウオ
テッポウウオ科はテッポウウオ属 Toxotes の1属だけから構成され、これまでに7種類だけが知られる小さなグループである。口から「水鉄砲」を発射して水面上にいる小動物を撃ち落とし、捕食する。
水面より上の小動物以外にも、水面のアメンボ類や落下生物、小魚や甲殻類など水生小動物も食べる。採餌行動に水鉄砲が不可欠というわけでもなく、どうして水鉄砲による捕食を身に付けたのかは謎となっている。





まさかの水鉄砲どころかビーム砲のような威力になってますけど・・・



口に鉄砲?テッポウウオ須磨海浜水族園


甲殻型


タスマニアン・キング・クラブ


タスマニアン・キング・クラブ
正式名タスマニアオオガニのこと。
甲幅が最大で60cmにも達し、体重も15kgにもなる巨大なカニで、脚を拡げた大きさではタカアシガニには及ばないものの、体重と甲羅の幅ではこちらに軍配が上がる。
節足動物のハサミとしても最大級の大きさとなる。
マーズランキング3位アシモフのベースとなる。


タスマニアオオガニ - Wikipedia



とにかく豪快なパワー系。ゴキ2匹つかんで叩き潰してるし、1匹逃げてるしw


モンハナシャコ


モンハナシャコ
体長15cm。体色は青緑色と赤色、眼柄は青色、尾扇の縁は赤色からなり非常に鮮やかで目立つ。

浅い海のサンゴ礁や砂底に生息する。肉食性で、捕脚を高速で打ち出し、貝などを割る。



モンハナシャコのパンチ
貝すら叩き割る強力なパンチ。うっかり手を出したダイバーの指を折ったという逸話すら。


シャコパンチ
8位慶次はもともとボクサーで、そのパンチにシャコのパンチ力が乗り、異様なまでの強力なパンチを放てます。


哺乳類型


シマスカンク


シマスカンク
スカンクは、ネコ目(食肉目)スカンク科に属する哺乳類の総称である。肛門の両脇にある「肛門傍洞腺(肛門嚢)」から、強烈な悪臭のする分泌液を噴出し、外敵を撃退することで知られている。
アメリカから中央アメリカ、南アメリカにかけて生息する。ただしスカンクアナグマ属は、インドネシア、フィリピンなどマレー諸島の西側の島々に生息する。
マーズランキング98位八重子の手術ベース


ブチルメルカプタン
スカンクの悪臭は肛門傍洞腺(肛門嚢)から放出される分泌液によるもの。
その分泌液の悪臭で敵対者を追っ払っています。



シマスカンク 王子動物園


シャチ


シャチ
イルカの仲間では最大の種であり、平均ではオスの体長は5.8-6.7m、メスの体長は4.9-5.8m、オスの体重は3,628-5,442kg、メスの体重は1,361-3,628kg。最大級のオスでは体長は9.8m、体重は10tに達する。
肉食性。海洋の食物連鎖の頂点に位置し、武器を使う人間を例外にすると自然界での天敵は存在しない。知能も高く多くの生物を捕食することから、非常に獰猛で貪欲な捕食者として知られている。


反響定位
エコーロケーション反響定位)という能力があり、噴気孔の奥にある溝から、メロンと呼ばれる脂肪で凝縮して発射する音波で前方に何があるか判断することができる。



氷の上にいるアザラシを狙うシャチの集団


植物型


チョウセンアサガオ


チョウセンアサガオ
毒性のある植物で、成分は、ヒオスチアミン Hyoscyamine, スコポラミン Scopolamine などのトロパンアルカロイド
誤って接種してしまうと、経口後30分程度で口渇が発現し、体のふらつき、嘔気、倦怠感、眠気等の症状が。重篤なものになると、妄幻聴、幻覚、頭痛、めまい、吐き気、意識喪失、排尿困難、呼吸停止、興奮、錯乱、炎症、悪夢など。
マーズランキング10位イワン・ペレペルキナの手術ベース



作中ではその特性を活かし、幻覚を見せたり、麻痺させて捕獲したりするのに利用。ガス化させて催眠ガスとしても利用可能、と汎用性は高い