NAVERまとめブログ

まとめサイトの雄、NAVERまとめ終了に伴い、名作記事の数々を遺産として残しています。

銀河を股に掛けるバトル漫画テラフォーマーズのかっこいいセリフ・シーン特集

火星でゴキブリを退治するSFバトル漫画テラフォーマーズの秀逸ないい回しやかっこいいセリフ・シーン集。


テラフォーマーズ(漫画)とは


火星のテラフォーミング用に放たれて人型へ進化したゴキブリ「テラフォーマー」達と、それを駆除するために特殊な手術を施された人々との戦いを描いたSF漫画

熱い能力バトルの他に、様々な立場の人の思惑を乗せて、数々の名ゼリフが生まれた作品でもあります。


しびれる名ゼリフ・名シーン


見た瞬間・読んだ瞬間に鳥肌物のセリフやシーンです(前後があってこそ感動するタイプの物もありますが)。


小町小吉編


「熱いよ……!!お前の…涙が…ッ お前は人間で…俺の友達だ!!一緒に戦ってくれて…ありがとう…!!」

戻れなくなるまで薬を打ち続けてゴキブリと戦って、死にゆくティンとの会話、バグズ2号編である第1巻最大のハイライトシーンでしたね。


「燈くん。君が我々と火星に行く事を強制はしない、只・・・我々は今、強く必要としている。君の『戦力』と君の持つ・・・熱い、むき出しの、『涙』(いかり)を!」


「悲しみに寄り添い慰めることは行き擦摺りの人間にもできる だが…刺し殺すような怒りを共に滾らす事の出来る俺たちは 血よりも固い絆で結ばれた”昆(むれ)”となる」

燈と初対面の時、味方になる時の誘い文句。


小吉「だろ ゴリラ」

悲し過ぎる!!!ゴキブリに呼びかけているのではなく、カイコの手術ベースだった1巻ヒロインの奈々緒への呼びかけ
それは、愛した女性の特性(のうりょく) というテロップも・・・


小吉「来いよ 害虫ども」

小吉の怒り心頭のこの場面。ベースのオオスズメバチの獰猛さも継承しているので変態すると凶暴さマックスですね。
命に替えても道を切り開く覚悟で薬の大量投与。もはや退路を断ったこの覚悟ですね。

なお、なんとか死亡せずに生き延びる模様
(このパターンはいつも死亡フラグだったのに)


膝丸燈編


燈「地球を嘗めんなよ」

言わずもがな、初期の名ゼリフですよね。ゴキブリどもにいいように人間がやられていったところから半ギレで変態しながら、ゴキブリを駆逐する決意を表すシーンです。
本作品の代表的なシーン


「観客ども・・・沸けィ!今からこの絵に描いたような理不尽を、たたき潰す!」
幼馴染の治療代を稼ぐために地下闘技場に立ち、理不尽に殺人熊と戦わされるも、前向きなこの発言


燈「助けに来たぜ!!」

日米合同班1班のピンチに2班が救援に来た時の燈
ここから初の変態による燈無双が始まる


「俺たちに降りかかる理不尽な災いに対して
決着をつけるために、
必ずこの悲しみの元を絶つ」


「言語によって違ったが 意味は全て同じ燈し火」
『膝丸神眼流』…そう書かれた道場のある施設の軒の下に 俺は 捨てられていたそうだ」とマイマイカブリのゴキブリに向けて生い立ちを語り始め「英語 日本語 フランス語 中国語 タイ語まで… あらゆる言語で書かれた手紙と共にな…… 恐らく 無事に その日本の道場まで届けられるかも分からなかったんだろう …内容はみな同じ『どうかこの子を頼む』『この子の名は』言語によって違ったが 意味は全て同じ『燈し火』




「済まんな。ゴキブリに、俺を殺してでも勝ち取りたいものがある様に・・・俺もこれ以上失う訳にはいかない。・・・だから、恨みっこ無しだぜ。」
燈の武人としての心意気でしょうか、言葉も通じないけど、つい話してしまうんですね。



「生まれてその日に死ぬなんて…
悲しすぎるじゃないですか…
誰も愛さずに死ぬなんて 寂しすぎるじゃないですか…
せめて一日…一日だって良い…っ
生きて下さいっ…!!
俺…! 護りますから…!!」
ミッシェルをただ守りたいという燈の悲痛なまでの心から絞り出す言葉


ミッシェル・K・デイヴス編


ミッシェル「網はいらねえ 適当なやつの手足捥いでサンプルにするわ」
シンプルに自身の強さに自負があり、かつ、その実力が備わってるからの王者の言ですね。強そう、というか強いです。


「悲しい時に泣き、怒った時に吼え、それが済んだら冗談でも笑っていろ。でなければ、人間の戦いではなくなる。」


「お前、自分ちの台所でゴキブリ見つけたら拾って食うのか。食わねぇだろ。でもブッ殺すだろ。冷静に考えたら何で殺す必要があるのかもわかんねぇだろ。それでも全力でブッ殺すだろ。」
名言といいますか・・・怖いよー


どうせ真っ当に生きられない私の魂はどうなる?
父のベース、パラポネラを取り込んだテラフォーマーとの戦いに、恨みではなく、自分自身の生を救うため、と決意し立ち向かうミッシェル


「祈れ、そして、祈る知能があるなら・・・識っておけ。『遺体の弄び』は、最も『怒りを買う』と!!」


「父はきっと望んでいない。望んでいない・・・けど!!嘘がつけなかったから、こうするしかない!」
己の遺伝MOを尊び、父の望みではないと思いながらも戦いに身を置くことへの発言


鬼塚 慶次編


「もう一つは只の……変えられないオレの 習慣(いきかた)だ」
ガチムチマッチョの、クロカタゾウムシ型テラフォーマーと対峙した時の慶次。初のガチバトルで、相手の強さやガタイなぞ微塵も気にせず戦おうとした時の発言。
ボクサーゆえの本性なのですね。


「女は殴らない」
あくまで中国班の西を殴らないことを問われた時に、こう答えています。自身が死にかけるほどの攻撃を受けても、それでも女は殴らない、という信念に準じています。


「それでもオレは死なない オレは・・・『強い』からな」
虚勢とかでもなく、女性を傷つけず、そして自身が耐え抜き仲間も守ろうとする、覚悟の強さを示す、「漢」ですね。


ジョセフ・G・ニュートン


「祈れよ せめて人間らしくな」
小吉を助けにきて、そのランキング1位の強さを遺憾なく発揮。中国チームに言い放つ。
王者の風格ですね。





確かめずにはいられないんだよ!!!
「愛」が!!
「儚い」など…………言い訳だ!!!


劉 翊武編


「ぶっ 文明の利器ってスゲ---!!!」
初出の劉さん。クールなエンジニア系キャラだったのに、いきなしぶっ飛んでましたw


えー”サンプル”は生け捕りが望ましいですが 最悪死体でも構いません
怖いことをさらっと言うなこの人


アンタのことは好きだったよ艦長……
酒の恩もある…
だが世界の九十億人は もうアネックスの百人みてぇになれないんだよ


勝てるからだ
日米合同班や、さらにロシア班までも相手に回しても退かない裏切りの姿勢に対する自信の理由をこう述べています。


違う「宣言」だ「どんな手を使ってでも奪う!」
この時の劉さん、なんかただの小悪党クラスから、一気に大ボスに昇格した感じですよね。


アドルフ・ラインハルト編


「人間はな 弱いんだよ」
ゴキブリに対して無力な人類と、状況に流されてしまっていた自分、浮気していた嫁、すべてを重ね合わせたこのセリフ。
セリフとは裏腹に、それを踏まえて今のアドルフの、意思の、決意の強さがにじみ出ています。


「道を……退け!!」
囲まれて窮地に陥った仲間のため、命をも賭して能力を発現するアドルフさん。


「護るッ!護るッ!!護るッ!!!こいつらを!!!」
自身の限界を超えるまで変異薬を接種して、限界まで能力を振り絞り、自分の大切な仲間達を護る意志の強さ


もう嘘をつかないで生きよう
班員を守るため、暴走のリスクまで冒し、投薬して、全力の電撃で銃弾からみなを守ります。


アレクサンドル・アシモフ


「…綺麗事を言うつもりは無い……! 悪怯れるつもりも……無い…っ!! 死んでもロシアで最初にワクチンを造る!! オレが只 オレの家族を… 守る為だ…!!!」
A・Eウイルスに侵された妻を助ける、ただそのために、死まで懸けた強い意志


シルヴェスター・アシモフ


「お前らのせいで、地球は全くおかしな事になっている その責任者を出す気がないのなら、お前から死ね」
怖いー、ロシア班長アシモフの怒りの変異開始シーンです。


だから進歩しねーんだ お前らは


「何を思って殴りかかっている・・・仲間想いか?命令か?それともやっぱ俺らがキモいだけか?・・・俺はなゴキブリ共・・・俺の娘がU-NASAの病棟にいる。・・・たとえ一度退役しようと、一部の国民に石を投げつけられようと、『あの子が帰る祖国を』『衛る』。それを脅かすテロリスト共は、ウィルスだろうが、ゴキブリだろうが、古代文明だろうが・・・必ず見つけ出し、どこまでも追い詰め、たとえ便所に隠れていても息の根を止めてやる。」
怖いー
最後ちょっとプーチンさん入ってるw


「綺麗事を言うつもりは無い。悪怯れるつもりもない。俺は自分の娘と孫を守るためだけに他の世界の住人全てを売る!」
決意のほどを見せるアシモフ


「俺は地球へは還らない お前らも付き合ってもらうぜ!!」
還らないって、ようは戦って死ぬって覚悟だよね!?
マフィア顔負けの怖過ぎプレッシャーで、覚悟のほどがよくわかります・・・
カニモフさんおっかない。


エヴァ・フロスト編


エヴァ「退(ど)きなさい」
100位のエヴァが2位の想いと能力を継いで立ち上がり、ゴキブリに対峙したシーン。すべての想いと気位がここから感じられる名シーンです。


アレックス・K・スチュワート編


「俺たちゃ生まれた時からどーしたって利用される側…捨てられる側の人間だった ギャングになるか体売るか…何もしなきゃあゴミのまんま… そんな人生変えるために来てんだろーが!」


アミリア・ヴェンカテッシュ編


「あたしが掴みとるから みんなの”あと少し” そしたら……そしたらさ 今までの過程(たたかい)に意味はあったって言えるだろ」
呼吸すら止めて、細菌に侵されて死ぬまでのわずかな時に、仲間と、愛する慶次を想いながら、必死に叶えた目標、任務の達成、万感の想いをこめて心で叫んでいます。


ドナテロ・k・デイヴス


「人間をなめるなよゴキブリがっ!!!」
バグズ2号のドナテロ艦長。ゴキブリへの怒りに震え、吠える!


ティン編


「生きようとする意志があるお前らのことが…… 好きになっちまったんだよ」
ティンの最期。一緒に過ごした小吉たちと生きるためボロボロに戦いぬいた後の別れのセリフ