NAVERまとめブログ

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【テラフォーマーズ】バグズ2号メンバーバグズ手術能力解説

M.O.手術の元となった、バグズ手術を受けて昆虫の能力を取り入れたバグズ2号のメンバーの各ベースと能力解説まとめ。


テラフォーマーズとは


火星のテラフォーミング用に放たれて、人型へ進化したゴキブリ「テラフォーマー」達と、それを駆除するために特殊な手術を施された人々との戦いを描いたSFアクション漫画です。
バグズ2号による、作戦失敗に終わる火星調査の1巻や、2巻以降のアネックス1号編や、はたまたWEB公開された、過去編にあたるバグズ1号編など(例外的に地球が舞台の外伝等も)、内容的に数部に分かれています。
※小説版などで外伝的サイドストーリーの作品も存在します



テラフォーマーズ op AmazingBreak


テラフォーマーとは


地球から火星のテラフォーミングのために放ったゴキブリが異常進化した生物の総称。
地球人は主に「ゴキブリ」と呼ぶ。体長は約2メートル以上で筋骨隆々で、頭部から首の後ろにかけてパンチパーマ状の頭髪が生えている。
素の状態で筋肉ムキムキ、人間をはるかに凌駕した筋力や頑丈さを持っています。後に人間のバグズ手術、M.O.手術の技術を盗み、他の生物の特徴、能力を持つスーパーゴキブリも多数登場。


【テラフォーマーズ】最強テラフォーマー達!まさかのMO手術済みゴキブリリスト - NAVER まとめ


テラフォーマーたちは、人間をはるかにしのぐ体格、筋力で、手術で獲得した特殊能力無しでは、人類は虐殺されてしまう始末です。



アニメ「テラフォーマーズ」PV 人型ゴキブリ登場 戦闘シーンも #TERRA FORMARS #Japanese Anime


バグズ手術とは


「テラフォーマーの免疫寛容臓移植術」および「骨肉細胞における昆虫のDNA配列とのハイブリッド手術」の総称。火星環境での長時間任務を可能とするための手術で、昆虫のDNA配列を後天的に組み込み、軟弱な人間の骨肉細胞を昆虫のものに変化させることを可能にした。


火星の過酷な環境下に人体が耐えるためと、不慮の戦闘行為等で戦えるように、当初は昆虫のみを手術ベースとして、人体に埋め込むことをしていました。
単純に言ってしまえば、人に虫の組織を植え付け、人体を虫に変態することを可能にする手術ですね。


被バグズ手術者一覧


秋田奈々緒:クモイトカイコガ
小町小吉:オオスズメバチ
ドナテロ・K・デイヴス:パラポネラ(弾丸アリ)
ゴッド・リー:ミイデラゴミムシ
蛭間一郎:ネムリユスリカ
ティン:サバクトビバッタ
張明明:カマキリ
陽虎丸:オケラ
ヴィクトリア・ウッド:エメラルドゴキブリバチ
マリア・ビレン:ニジイロクワガタ
テジャス・ヴィジ:メダカハネカクシ
ルドン・ブルグスキューラー:マイマイカブリ
ジャイナ・エイゼンシュテイン:クロカタゾウムシ
ジョーン・ウェルソーク:ゲンゴロウ
トシオ・ブライト:オニヤンマ



テラフォーマーズバグズ2号乗組員 全乗組員まとめ


小町 小吉


手術ベース:オオスズメバチ
国籍:日本
獰猛さと高い戦闘力、恐ろしい毒まで持っている日本が誇る最強の昆虫のひとつです。
小吉にもその性質が備わっていて、能力が発現すると大変狂暴、かつ攻撃的になっています。
元々身に着けていた空手と、蜂の毒針や体力の相性がよく、戦闘向きです。
空手中心の格闘ベースの戦い方が中心ですが、肘の大顎を使った斬撃、毒針を分離、射出する遠隔攻撃など、かなり汎用性の高い戦闘スタイルを持っています。


敵を前にして獰猛さを発現、人相変わっとる・・・
バグズ2号編ではこの程度までですが、以降、どんどんハチの体の部位の特徴まで備わっていっています。



最強の蜂 オオスズメバチ
言うまでもない最強の蜂ですね。


最強昆虫!日本原産オオスズメバチの脅威の戦闘能力と生態 - NAVER まとめ
オオスズメバチのすごさゆえ、小吉の戦闘力もかなりのものです。


秋田 奈々緒


手術ベース:カイコガ(クモイトカイコガ)
国籍:日本
小吉の幼馴染で、本作品のヒロイン的位置づけ一話から登場・・・のはずでした



が、まさかの展開で、テラフォーマーを発見、最初の接触時にさっそく首を折られ死亡、まさかの瞬殺リタイアでした。
残念ながらバグズ手術の能力は1巻では一度も出ることなく終了でした。



なお、能力は後日、第二部にて、バグズ手術を奪ったゴキブリ達により、利用され、カイコガモデルのテラフォーマー登場。糸を回りに張り巡らせたり、岩にくくりつけて武器にしたり。



が、怒りに燃える小吉に瞬殺される。
カイコガの能力は、え・・・

このかませっぷりは切ない


カイコガ
カイコ(蚕、蠶)はチョウ目(鱗翅目)・カイコガ科に属する昆虫の一種。正式和名はカイコガで、カイコは本来この幼虫の名称だが、一般的にはこの種全般をも指す。クワ(桑)を食餌とし、絹を産生して蛹(さなぎ)の繭(まゆ)を作る。有史以来養蚕の歴史と共に各国の文化と共に生きてきた昆虫。



カイコガ成虫のグルーミング


蛭間 一郎


手術ベース:ネムリユスリカ
国籍:日本
元々根暗で学校で陥れられて、家族を養うため、お金のために、と火星へ。
ネムリユスリカの能力により仮死状態になると急激な温度変化や放射線、真空状態にも耐えることを可能している。
バグズ手術の特性は戦闘よりも生存に重きをおかれている。



戦闘タイプの手術ベースでは無いにも関わらず、かなり奮戦。禁断の薬多量打ちまでして、ゴキブリどもを撃退。
バグズ2号で小吉とともに二人だけの生還者に。



まあ、まさか、ここを生き延びて、後に日本の首相になり風格漂うおっさんになろうとは誰も想像だにしなかったでしょうけど・・・。
風格漂う渋いおっさんになってるw


ネムリユスリカ
手術ベースとなったこの生物は、乾燥状態では、クリプトビオシスというあらゆる環境に強い特殊形態になる不思議な特徴があります。


ティン


手術ベース:サバクトビバッタ
国籍:タイ
生まれのあまりの貧乏ゆえに火星へ。
普段は丸い性格だが、変態後は餌に貪欲なサバクトビバッタの特性が強く、凶暴性と高い戦闘力が発現。
キック主体の脚力を活かした戦闘スタイル。



本来のサバクトビバッタの特質で、群生相になるとさらに凶暴性が増す。
この特性をティンも引き継いでいて、ゴキブリとの戦闘に活かしている。能力発現の薬を多量に打って、リスクと引き換えにこの群生相に変質する。



最期は残念ながら、変異のための薬の使いすぎと、その薬を分解するための内臓をゴキブリの攻撃により傷めていて、変異の暴走にて、人間に戻れず死亡


ドナテロ・K・デイヴス


手術ベース:パラポネラ
国籍:アメリ
バグズ2号艦長
宇宙飛行士を目指していたが、父親が過去にU-NASAに反逆して死刑になったため、その道を閉ざされた。だから「参加すれば宇宙へ行ける」というバグズ計画に志願した。



さすが艦長!ムキムキのゴリゴリボディでゴキブリすら圧倒します。



蟻の強靭な筋力と頑丈さによってゴキブリを圧倒。多数のゴキブリを閉じ込めて殺すため奮闘。最終的に、酸欠で倒れたところをウッドの裏切りで射殺される。


マリア・ビレン


手術ベース:ニジイロクワガタ
国籍:ロシア
ロシアのハバロフスクから車で3時間かかる中国国境近くの貧しい村の出身。 明るい性格で館内でもみんなと気軽に話ができて、いいムードを作っていた。



バグズ2号に侵入してきたテラフォーマーに対してニジイロクワガタの能力で両腕が盾状に変化させて応戦するも、テラフォーマーに素手で盾もろとも体を真っ二つにされ即死した。
あまり甲皮の効果なく、出落ちの能力みたいになってしまいました・・・。


ヴィクトリア・ウッド


手術ベース:エメラルドゴキブリバチ
国籍:南アフリカ
日本の本多博士の密命を受け、暗躍。デイヴス艦長まで殺してしまう。
手術ベースのエメラルドゴキブリバチの能力により、通常ゴキには襲われなかったが、進化した次世代ゴキにローキックされ足を切断。さらにバグズ2号墜落時に死亡。



ゴキブリを刺して、特定の毒を送り込み、逃げないよう、死ない程度にコントロールし、穴に入れ、卵を産み付け、孵化した幼虫の宿主(餌)にする、という変わった生態の昆虫。
作中でも同様に指先を毒針にしてゴキブリを操作していた模様。


張明明


手術ベース:カマキリ
バグズ2号副艦長
ベースのカマキリの能力により、両手が鎌状に変異。



バグズ1号発見時には小吉、ティンと共に奮闘、ゴキブリを退けた



が、バグズ2号での新世代覚醒ゴキとの戦闘にて、武器の鎌状の手をちぎられ、逆にそれで首を切られ死亡、残念。


ゴッド・リー


手術ベース:ミイデラゴミムシ
国籍:イスラエル
ヘッピリムシとも言われるミイデラゴミムシの能力で、手から超高温のベンゾキノンを吹き出し、灼熱のガス噴射ができる。
幼少期から武装勢力で生き抜いてきたため戦闘能力が高いと評されている。



体内で過酸化水素とハイドロキノンを合成することで、超高温の「ベンゾキノン」を放出することができ、火炎放射器のような攻撃が可能。
が・・・効かずに瞬殺された模様。


テジャス・ヴィジ


手術ベース:メダカハネカクシ
薬を使用すると細く尖った口からガスをジェット噴射のごとく発射し長い距離を超高速で移動することが可能。本来の虫は尻から噴射し、前方に飛ぶので、やや不便に変わった?印象


メダカハネカクシ
本来こんな小さな昆虫が、危機を感じた際などに、一瞬にして移動する手段に、このガス噴射の移動を使っています。



口を噴射口にするのは若干不便な印象が強いですね。後にテラフォーマーズが能力を奪ってからは腰から噴射して便利に使っていましたし。


ジャイナ・エイゼンシュテイン


手術ベース:クロカタゾウムシ
昆虫界きっての防御力を持つ虫。その甲皮は銃弾すら容易に弾きます。


クロカタゾウムシ
成虫の体長は数mmから数cmくらいの小型の甲虫である。体は丸っこく、体表は硬くて頑丈な外骨格に覆われる。
作中ではつぶしても叩いても、踏んでもビクともしない虫として扱われています。


ルドン・ブルグスキューラー


手術ベース:マイマイカブリ
ほぼ出番なし・・・
変態シーンも無く残念ながら退場しました。


マイマイカブリ
成虫の体、特に頭部が前後に細長い大型のオサムシである。日本の固有種で、地域変異が大きく、多くの亜種に分化している。

タツムリを見つけると大顎で軟体部に咬みつき、消化液を注入して消化、溶けた軟体部を食べる。


ジョーン・ウェルソーク


手術ベース:ゲンゴロウ
ほとんどセリフもなく、残念ながらテラフォーマーにあっさり射殺される。



こっそりと、のちにコミックスのゲンゴロウの解説のページに、同じゲンゴロウの手術ベースつながりで登場していたりします(イニシャルにて)。


トシオ・ブライト


手術ベース:オニヤンマ
悲しいくらい何もしないであっさりゴキに殺されてしまった。
せっかく強力な昆虫をベースにしていたのに・・・。



後にテラフォーマーの手に渡った時には、人間側に多数の被害を出す、強力なベースになったというのに、バグズ2号の時は残念なくらい何もアピールできずに終わってしまいました。


動画



テラフォーマーズ バグズ2号 ヴィクトリア・ウッド



テラフォーマーズ バグズ2号編 OVAが酷評されるww