NAVERまとめブログ

まとめサイトの雄、NAVERまとめ終了に伴い、名作記事の数々を遺産として残しています。

これは珍しい!焼肉で聞く肉の名前の各種部位解説

焼肉屋で注文できる肉の種類は多彩ですよね。しかし、もはやホルモン類等は名前からでは何が来るのかもわからないものです。ここでは各部位と名前のご説明を。


肉の部位名



焼肉屋さんに行くと、メニューには、とても名前からはどこの部位なのか、どんな味なのか、想像もつかないようなものも多く載っています。
ここでは、そんなお肉の、定番から、めったに聞かないような珍しい部位まで、箇所や味、食感等をご紹介。


ロース


部位
ロースあるいはロース肉(ロースにく)とは、牛肉、豚肉、羊などの食肉の、肩から腰にかけての背肉の部分をいう
日本語の「ロース」は英語のroast(ロースト)から転訛した語であり、「ローストに適した肉の部位」という意味を表している


種類
・かたロース
かたロースは、背骨の両側にそって前後についているロースの最も頭に近い部分とそれに接するばら肉に近い部分などの周辺の筋肉を含む。
リブロース
リブロースは、かたロースに続くロースとその周辺の筋肉を含む。最も厚みのあるロース部分で、霜降りになりやすい部位。きめが細かく肉質も良い。



旨味牛肩ロース焼肉盛合わせ.wmv


カルビ


部位
韓国語で肋骨(あばら)を意味するが、韓国料理においてはその周辺に付いている肉、つまりばら肉のことを言う。多くの場合牛のカルビの焼肉を指すが、豚・鶏においてもカルビと言うこともある。



脂がよくのっていて、焼肉の肉の中でもトップクラスの人気の部位です。



焼肉の名門 天壇 カルビの焼き方


ツラミ


部位
頬肉。頭部の肉全体はカシラと呼ばれ、頬とコメカミが上物とされています。よく動かす部分なので大変歯ごたえがあります。味も濃く、脂のうまみもあります。



歯ごたえと旨味、両方あるので人気の部位です。



つらみ.wmv


ハラミ



横隔膜の筋肉の部位。腰椎に接する部分は”サガリ”と呼ばれ美味しい。分類は内臓系だが赤身肉に近い食感。柔らかく脂肪も豊富で濃い味があります。



牛のハラミは、赤身のような見た目で食感は柔らかく、脂の甘さもほどよく味わえます。個人の感想に差はありますが、食べやすいのが特徴です。



おいしい焼き方 牛ハラミ


タン


部位
舌部を指し、主に、食用にする場合に用いる語。
薄切りないし細切れで食用にされる。



牛タンや豚タンが主に食用には供される。適度な歯ごたえと旨味で、正肉以外ではレバーと並んで消費量の多い部位です。


【焼肉】モツ類食材の王者☆タンの真価 - NAVER まとめ



ホルモン焼肉ぶちCM 牛タン祭り編


ハツ


部位
心臓部。脂は少ないのですが旨みがあります。
細い筋繊維質なのでコリコリとした歯ごたえがあります。


ハツ刺身
新鮮なものは刺身でも食べられます。焼いたもの以上にコリコリとこってり感が特徴的です。



ハツの焼き方


フエ



心臓の付け根にある大動脈。“コリコリ”、“タケノコ”とも呼ばれます。かなり噛みごたえがあります。



焼肉屋さんで提供の際には、切り開いて隠し包丁を入れ、まるでイカのようになっています。


レバー



レバー(ドイツ語: Leber、英語: liver)とは、肝臓のことである。肝(きも)と呼ばれることもある。日本でレバーというと、食用の、家畜や家禽の肝臓を指すことが多い。
日本で主に食用にされているレバーには、牛・豚・鶏、鴨のものがある。



濃厚な血の香りがしますが、モツ好きな人にはたまらない味わいです。



七輪 焼き肉 牛レバー


ウルテ(フェガミ)


部位
ウルテは牛の気管の軟骨のことです。別名で「フェガミ」とも呼ばれます。
生ではかなり固いので、図のように、かなり隠し包丁を入れて、よく焼いて食べます。



焼くと隠し包丁入れた分が、菊の花のように開いて、軟骨の食感とで、コリコリした食感を味わえる一品になります。



下処理後 ウルテの焼き方


ホルモン



一般に、ホルモンと言うと、どこか特定の内臓を示すように聞こえ、焼肉屋でもホルモン焼き、として提供されますが、細かくは、ホルモンとは正肉以外のかつて破棄していた肉すべて、になるので、このまとめでは、部位別に解説します。



様々なおいしい部位が提供されます。



野外でホルモン焼きをしてみた


ミノ


部位
ミノとは、牛の第一胃(こぶ胃、瘤胃: Rumen)の俗称である。また、他の反芻動物の第一胃を指すこともある。

牛が食べたものが最初に入ってくる未消化のものを受け入れる胃のため、4つの胃のうち最も大きく、最も硬い肉質をしています。



上等なミノは、肉が厚く、歯ごたえがあります。



焼肉の名門 天壇 上ミノの焼き方


ハチノス


部位
ハチノスは、牛または近縁種の動物の第二胃(英語 reticulum レティキュラム)の俗称。別名を蜂巣胃(はちのすい)、網胃(あみい)ともいう。



ハチノスは食材として、独特の食感が味わえるため、日本では焼肉や刺身(ユッケ)、炒め物、煮物などに利用される。また、韓国料理、中華料理、フランス料理、イタリア料理などでもハチノスを使った料理があり、一見グロテスクな様相に反して、各国で広く食べられている食材である。


センマイ


部位
幾重にも重なったような姿から、「千枚」の名がつけられています。
一頭の牛から、1.5kgくらいのセンマイを取ることができ、コリコリとした歯ごたえのある食感で、脂ののった先端部分を焼きものとして食べれば最高です。



最近では新鮮なものが、刺身で供されることも多いです。
※実際には刺身と言っても、ゆがいたものであることがほとんどですが


ギアラ


部位
ギアラは、牛の第四胃(しわ胃、アボマズム)の通称。ギャラ、赤センマイとも称される。また英名を"abomasum"ということから、アボミとも呼ばれる。ギアラの名の由来は、「ギャランティ (Guarantee)」が訛ったものと言われている。




シマチョウ



“テッチャン”とも言い、大腸のことです。
1頭に2.5Kg前後あります。かなり硬いので長時間煮込みます。ゆでて脂を落としたものは「こてっちゃん」と呼ばれます。



歯ごたえも強いので、よく焼いてからいただくと、ホルモン特有のコリコリした歯ごたえと脂とが楽しめます。


テッポウ



テッポウは、主に焼肉における牛の直腸の俗称。
切り開いた形が銃しょう(鉄砲)に似ていることから名がついたとされます。



他のホルモン部位に比べて軟らかくて、コクがあり脂も多く濃厚です。


実際に各種メニュー楽しむなら


以下のようなお店の数々で、安価に様々な部位を楽しむことができます。


食いしん坊必見!東京都心で低価格で焼肉食べ放題が楽しめるお店紹介 - NAVER まとめ


渋谷でがっつり焼肉を食べる!隠れた焼肉激戦区渋谷エリアの焼肉店紹介 - NAVER まとめ