お年寄りの原宿と呼ばれる巣鴨とげぬき地蔵商店街名所紹介

近年高齢化社会の進む日本において、増えるお年寄りの観光地や憩いの場は大切で、そんな場所を街ぐるみで用意しているのが、豊島区はJR巣鴨駅近くにある、巣鴨とげぬき地蔵商店街です。

巣鴨駅（すがもえき）とは

巣鴨駅（すがもえき）は、東京都豊島区巣鴨にある、東日本旅客鉄道（JR東日本）・東京都交通局（都営地下鉄）の駅である。
お年寄りの原宿と呼ばれ、お年寄り方に人気の観光・グルメスポットとして近年日本中で有名になっています。

北側は近くにとげぬき地蔵で有名な高岩寺があり、門前町として発展している。商店街は多くの高齢者で賑わい、「おばあちゃんの原宿」と呼ばれている。
駅近くには都営バス巣鴨営業所がある（バス停名は「とげぬき地蔵前」）。JR線の大塚寄りには白山通り（国道17号）が立体交差しており、三田線はその下を走っている。

巣鴨駅＆巣鴨駅前桜並木＠2017.4.7

とげぬき地蔵とは

すっかり巣鴨の顔となっていて、お年寄りの原宿、と言われる名所の中心地となっているお寺さんです。
日々多くの観光客でにぎわっています。
出典 amanaimages.com

「とげぬき地蔵尊」の名で親しまれるこのお寺、正式には曹洞宗萬頂山高岩寺といいます。
慶長元年（1596年）に江戸湯島に開かれ約60年後下谷屏風坂に移り巣鴨には明治24年（1891年）に移転してきました。
ご本尊は「とげぬき地蔵」として霊験あらたかな延命地蔵菩薩です。こちらの地蔵菩薩様は秘仏ですので残念ながら拝見させていただくことはできませんが、そのお姿を元に作られた御影（おみかげ）に祈願してもご利益があるとされています。こちらは高岩寺のご本堂で授与されています。
出典とげぬき地蔵尊高岩寺 | 巣鴨地蔵通り商店街

入口では、浴びると悪いところを治してくれると評判のけむりがお焚き上げとして焚かれています。
まずお地蔵さんにお参りに来た方が最初に立ち寄る場所です。
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とげ抜き　地蔵　縁日
常に観光客、露店、近隣住民等でにぎわう街になっています。

洗い観音

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江戸時代最大の火事であった「明暦の大火」（1657年 ※1）で、当寺の檀徒の一人「屋根屋喜平次」は妻をなくし、その供養のため、「聖観世音菩薩」を高岩寺に寄進しました。　この聖観世音菩薩像に水をかけ、自分の悪いところを洗うと治るという信仰がいつしかうまれました。これが「洗い観音」の起源です。その後、永年に渡ってタワシで洗っていた聖観世音菩薩の顔などもしだいにすりへってきたので、平成4年11月27日、この仏像にご隠退をいただき、あたらしい聖観世音菩薩の開眼式を執行した。新しい仏像の製作者は彫刻家の八柳尚樹先生、寄進者は仲堀義江氏です。同時にタワシを廃止し布で洗うことにしました。

洗い観音
かつてはタワシで自身の悪い部位と同じ位置をこすると回復する、という言い伝えで、訪問者が磨いていたのですが、現在ではこすれて表面が薄れてきてしまったので、タオルでなでる方式に変更。
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巣鴨とげぬき地蔵尊初詣～ぶらり東京散歩～2011