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体操王国日本の誇りシライ新技3連発

近年まれに見る、体操で新技を発表し、技名に個人名がついた、シライ。その技と、すごさをご紹介。


白井健三(しらいけんぞう)とは


白井健三
ひねり王子の異名を持ち、先日の体操の世界選手権2015の床でも、自身2度目の金メダルを手中に収めた、若き名体操選手、白井健三のご紹介。


プロフィール
1996年8月24日、神奈川県横浜市出身。左利き。実兄2人が体操をしていたため、自身も3歳より始める。
小学校3年の時に両親が設立した鶴見ジュニア体操クラブに入り、本格的に体操競技に取り組み始める。
2011年、横浜市立寺尾中学校3年時に全日本体操競技個人種目別選手権大会に出場、床運動にて2位に食い込んで注目を集めた。
2012年、神奈川県立岸根高等学校に入学。その年に福建省莆田市( 中華人民共和国の旗 中国)で開催された第5回アジア体操競技選手権では16歳ながら日本代表に選出され、男子種目別床運動で15.225点をマークして優勝を飾った。



2013年、10月の世界体操選手権の種目別予選では、床運動で新技「後方伸身宙返り4回ひねり」と「前方伸身宙返り3回ひねり」を、跳馬でも新技「伸身ユルチェンコ3回ひねり」を成功させ、国際体操連盟よりそれぞれ「シライ」「シライ2」「シライ/キムヒフン」と命名された。10月5日に行われた種目別の床運動決勝では16.000点をマークし、金メダルを獲得した。この驚異的な成績から国内では「ひねり王子」、海外では"Mister Twist"と賞賛され、一躍注目を集めた。



シライ 新技 白井健三 体操 金メダル


新技の数々


1.シライ


ゆかの後方伸身宙返り4回ひねりで、F難度です。



【シライ】白井健三選手 男子床で4回ひねりの世界初大技       体操の世界選手権にて  Kenzo SHIRAI (JPN) - 2013 Artistic Worlds


2.シライ2




ゆかの前方伸身宙返り3回ひねりで、F難度です。



シライ2



白井健三 全日本体操種目別選手権2014 シライ2 shirai kenzo


3.シライ/キムヒフン


跳馬の伸身ユルチェンコ3回ひねり、D得点6.0です。



白井健三 Kenzo Shirai(JPN) Triple Twisting Yurchenko on Vault-2013 Artistic Gymnastics


4.シライ3




後方伸身2回宙返り3回ひねり。G難度の大技「リ・ジョンソン」(後方抱え込み2回宙返り3回ひねり)の伸身技。



国際体操連盟(FIG)は13日、スイスのローザンヌで男子技術委員会を開き、白井健三日体大)が昨年12月の豊田国際競技会で成功させた床運動の「後方伸身2回宙返り3回ひねり」を男子では最高のH難度の新技として認定し「シライ3」と命名した。会議に出席した冨田洋之委員が明らかにした。



白井健三が、新技「シライ3」を披露! H難度の伸身リ・ジョンソンをシライ3と命名



【H難度 シライ3】 男子体操 白井健三 新技