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【要注意】猫に絶対与えてはいけない食べ物の数々

猫は本来肉食ですが、人の生活圏で生きていると、ほぼなんでも口にして、特に飼い猫ですと、飼い主に与えられたエサはなんでも食べてしまうもの。本来猫には食べられないもの、食べてはいけないもの、も多数ありますので、かわいい猫さんを護るため、気をつけましょう。


禁止食物



人間の生活圏の食べ物の中には、猫にとっては毒になるものや、消化できないため害になるもの、成分が栄養的によくないもの、等が存在しますので、注意が必要です。
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どうしても飼い猫などは、飼い主が与えてしまったエサは、なんでも口にしてしまいますが、そのエサに内容によっては生死に関わりますので、飼い主の注意が必要です。
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猫は魚好き、の俗説がありますが、単に昔の過程では肉食より、魚食が多く、人の食べ終わった魚の皮や骨を多く与えてきたのでそうなっているだけで、猫にとって害になる魚介類も多いので注意が必要です。
※実際魚食の習慣の無い国の猫は魚を食べないなど、あくまで人の食習慣に猫も合わせているだけのようです。



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禁止食物一覧


ミルクと乳製品



牛乳は栄養豊富で、特に含まれるビタミン類のなかでも群を抜いて多く含まれている成分が、レチノールと呼ばれるビタミンAです。
猫は肉食獣のため、獲物を捕らえたら真っ先に内臓を食べます。内臓、特に肝臓には、ビタミンAが多く含まれているからです。猫にとって牛乳に含まれるビタミンAは、「おいしくて、からだにいい」ものとして遺伝子に刻み込まれている栄養素なのです。
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ただし、猫の中には、乳製品に含まれるラクトースを分解する酵素ラクターゼを十分に持っていない個体もあり、これに乳製品を与えると下痢を引き起こします。

なので、ラクトースの含まれている、人用の牛乳を与えるのはやめましょう。
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猫用ミルク
猫と言えばミルク好きの子が多いので、家庭用の牛乳にも飛びついてしまう子が多いですが、ショップに行けば、猫用にラクトースが含まれていない乳製品が市販されているのでそれを与えましょう。
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Amazon.co.jp: 猫用ミルク - ヘルスケア: ペット用品
猫用ミルク販売の数々。



赤ちゃん猫 ミルクの時間です



野良猫に猫用ミルクをあげたらガブ飲みし始めたwww


チョコレート、コーヒー、茶、その他のカフェイン含有物


猫にとって有害なカフェイン、チオブロミン、チオフィリンなどが含まれており、心臓や神経系に異常をきたす可能性あり。不整脈、心臓の痙攣など。



これらのお菓子等は、飼い主が食べていると、おいしいのかと思って欲しがる猫も多いですが、与えないようにしましょう。
※手の届くところにあるとお菓子の袋とか勝手に破って食べてしまいますので注意
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コーヒーも、ミルクのにおいに誘われたり、飼い主がおいしそうに飲んでると興味を示して飲んでしまうことがありますので、カップで飲む時などは放置しないように注意。
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「ネコにチョコレート食べさせた」に愛猫家仰天 TBSに「ネコが死ぬぞ」「放送を止めてくれ」


アワビ、サザエ、トリガイ


これら貝類の肝臓を食べて日に当たると、貝が摂取した海藻に含まれる葉緑素の分解生成物により重度の皮膚炎を起こす可能性あり
人にはおいしい食品ですが、猫には害だとのことで気をつけましょう。



「アワビを食べると耳が落ちる」という猫の俗説がありますが、あながち間違いでなく、食べると光線過敏症になり、特に毛の薄い耳などに症状が現れます。
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なかなか猫さんに与える機会は少ないとは思いますが、海辺の飼い主などは食卓に上がった貝などにお気をつけを。
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なかなか猫さんにトリガイあげる人なんて珍しいとは思いますが念のため
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イカ、タコ、スルメ



イカにはビタミンB1を破壊する酵素、カルボキシナーゼが含まれており、ビタミンB1欠乏症を引き起こす可能性あり。酵素は熱に弱いため、過熱すればこの問題はないが、イカ、タコともに消化が悪く、大量に摂取すると消化不良を起こす。
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おいしそうだけど・・・
猫さんも、魚介好きのコであれば、ものすごい人のごはんを欲しがってしまいますが・・・
色々危険があるのであげてはダメです。
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スルメは毒物ではないのですが、水分を失っている食品で、食べると消化管の中で10倍に膨らむので、食道の詰まりや、急性胃拡張等につながる可能性あり危険です。
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青身の魚 サバ、アジ、イワシなど



過食すると、青身魚の不飽和脂肪酸により、体内の脂肪が酸化して 「黄色脂肪症(イエローファット)」になります。特にビタミンEが欠乏するとなりやすい。
不飽和脂肪酸自体は悪い成分ではありません。食べ過ぎなければ、青身魚も体に良い食材の1つです。
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ネギ類 玉葱、長ネギ、ニラなど


玉ねぎに含まれるアリルプロピルジスルファイドなどの成分が赤血球を破壊するため、溶血性貧血、ハインツ小体性貧血を起こす。量によっては死に至る事もある。 玉葱を煮込んだスープなど、エキスが出ているものも危険です。



犬より猫の方が危険度が高い。
ペットに危険な食材としては有名ですが、致死量などはっきりしていない事も多い。
症状:胃腸障害、血尿、衰弱、心拍の増加
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生豚肉


生の豚肉には人畜共通感染症トキソプラズマ症の感染源が含まれている場合が多いため、必ず加熱してから与えてください。



あくまで加熱すれば、この病原菌は死滅します。
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まあ火を通した豚肉を猫さんが食べたがるかは別として
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生卵



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アビジンという酵素を含み、ビタミンB群の一つ、ビオチンの吸収を妨げる。これにより、皮膚や皮毛を傷める可能性あり。また、生タマゴはサルモネラ菌を含む可能性あり



加熱すればこの酵素の問題は解決しますが、ことさらにたまごは猫にあげる食物にはしなくてよいかと(たんぱく質等は他のエサで補強できる)。
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参考


猫には危険な食べ物