根深ネギの一品種で、かつて、足立区を中心に栽培されていた、江戸東京野菜の千住ねぎの紹介。
千住ねぎとは
千住葱(せんじゅねぎ)は、かつて足立区を中心に栽培されていた江戸野菜で、千住河原町付近にある市場で取引される葱の総称をいう。大坂城落城後に現在の江東区砂町に種を持ち込まれたのが、葱栽培の始まりとされている。2017年(平成29年)現在、埼玉県下の農家が栽培した葱が取引されており、少量ながら足立区内でも栽培されている。
千住葱は、根深ネギの代表的な品種とされる。その中にもいくつか系統があり、千住系品種と総称される。当初は分けつ性(株分かれする性質)があったが、明治時代に改良が試みられて分けつしない一本ネギの形態になったものとの推定がなされている。
主な品種として千住赤柄(せんじゅあかがら)、千住黒柄(せんじゅくろがら)、千住合黒(せんじゅあいぐろ)、千住合柄(せんじゅあいがら)がある。この4系統は大正時代に分類されたもので、葉の色の緑が濃いものから薄いものへと4段階に分かれ、さらにその中にも「黒昇」(千住黒柄)、「金長」(千住合柄)、「石倉」(千住合黒)、「玉喜」(千住赤柄)などの固有名を持つ品種が細分化されて存在していた。
出典 千住葱 - Wikipedia
品種とブランドの節で既に述べたとおり、千住葱を含む根深ネギは土寄せをして軟白された葉鞘の白くなった部分を主に食するが、緑色になった葉の部分も柔らかくて味が良く、薬味などに使うことが可能である。葉柄の白くなった部分が長くてよくしまったものが、千住葱の良品とされている。生食では葉の部分も含めて薬味に使い、加熱料理では炭火焼、鍋物の具、味噌汁の具などに広く使われる。
江戸野菜 伝統野菜 江戸千住葱
おいしい千住ネギ料理
旨味が濃いので鍋などに最適☆
ねぎまの照り焼き。普通以上の濃いねぎのおかげで、まぐろと対等な食材に。
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