北海道では一般的な食用キノコながら本州ではあまり見られないタモギタケの紹介まとめです。
タモギタケとは
タモギタケ(楡木茸、学名:Pleurotus cornucopiae var. citrinopileatus)はヒラタケ科ヒラタケ属のキノコ。鮮やかな黄色の傘が特徴。ニレの倒木などにはえる。
他のヒラタケ類と同じく、木材腐朽菌である。ロシア東部、中国北部、日本などに自生する。北海道では一般的だが、本州以南では発生量が少ない。これはタモギタケが発生する樹種の分布域が北方よりであることによる。また、本州ではニレ属よりもトチノキの枯れ木や倒木に発生する。
担子器は密集して成長し、滑らかで乾燥している。傘は2cmから6cm程度で、色は明るい黄色から黄褐色。肉は薄く白い。味はまろやかで強い香りはない。柄は円柱状で表面色は白く、しばしば曲がっており、長さは2cmから5cm、直径は2mmから8mm程度。ひだは白く、間隔が狭く垂生する。
日本では北海道では一般的な食用キノコとして知名度があるが、本州以南では馴染みが薄い。近年では栽培品が本州のスーパーでも出回ることがある。鍋物や味噌汁炒め物の具として用いる。特に汁物の具にするとよいダシが出て美味である。野生のものは紛らわしい毒キノコが存在しないので、キノコ狩りの対象として人気がある。
日本では東北地方や北海道の南幌町、愛別町、和寒町などで生産されている。
タモギタケは広く栽培されており、原木栽培も可能であるが通常、製粉クズ、米ぬか、わら、おがくずなどの培地で栽培される。ヒラタケ属は最も栽培の一般的な種であり、とりわけ中国では、栽培の簡易性と100gの培地から50g~70gのキノコが取れ、たんぱく質を多く含むなどの理由で多く栽培される。
タモギタケを栽培してます。
タモギタケ出たどぉ~~
タモギタケ料理
味噌汁
タモギタケはダシが濃厚で汁物に人気です。
おつゆ
シチュー
スープ
鍋
鍋物にもダシもよく、食感もよく向いています。
炒め物
パスタ
炊き込みご飯
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