中国で貴重な食材として尊ばれる八珍にも選ばれるほどの珍味、かつ珍重される食材であるラクダのこぶを食材として用いた料理の紹介です。
ラクダのこぶ
背中のこぶの中には脂肪が入っており、エネルギーを蓄えるだけでなく、断熱材として働き、汗をほとんどかかないラクダの体温が日射によって上昇しすぎるのを防ぐ役割もある。いわば、皮下脂肪がほとんど背中に集中したような構造であり、日射による背中からの熱の流入を妨げつつ、背中以外の体表からの放熱を促す。
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こぶの中に水が入っているというのは、長期間乾燥に耐えることから誤って伝えられた迷信に過ぎない。ただし、水を一度に80リットル程度摂取することが可能である。出生時にこぶは無く、背中の将来こぶになる部分は皮膚がたるんでいる。つまり脂肪を蓄える袋だけがある状態で生まれてくる。
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ラクダの肉は食用とされ、また乳用としても利用される。血液を禁忌とするムスリムとユダヤ教徒以外は、生き血を飲むこともある。また、ユダヤ教徒はラクダはコーシャーではないため食べることはできない。
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ラクダのこぶ料理
食材としては相当珍しいですが、中華料理などでは八珍(希少な食材の代表八品)に入るほどの珍味とされています。
日本でも一部で食用とされ、料理を見かけることも。
ほぼ脂の塊ですが、こってりして美味とも。
珍しいですが、中華料理屋さんなどで稀に見かけます。
こぶと身肉をあわせた炒め物などに。
★ホームパーティ★「らくだのコブ」を食べてみたよ('-'*)♪Vo,1