近年発掘された海の珍味グルメ☆フジツボ
岩礁や船着き場によくひっついている、ただの邪魔物だったフジツボが、近年その味から高級食材に変貌しています。
フジツボとは
フジツボ(藤壺、富士壺)は富士山状の石灰質の殻をもつ固着動物である。大きさは数ミリから数センチ。甲殻類、フジツボ亜目に分類される。
固着生活に適応しているため、体の構造が他の甲殻類とは大きく異なる。
世界中の海洋の潮間帯から深海にかけて生息している。淡水に生息する種は存在しない。岩や船底、他の動植物などに固着し、全く移動しない。潮間帯の岩の上ではしばしば優占し、またはっきりした帯状分布を示すことが多い。
東北地方では大型種のミネフジツボをツボガキと呼び、食用とする。従来は養殖のホタテに付着する邪魔者という位置づけであったが、近年では数センチの大きさに成長したミネフジツボが青森県から出荷され、高級食材として市場に流通している。
出典 フジツボ - Wikipedia
食用に
近年高級食材として養殖もされているが、出荷できる大きさに育つまで数年を要することや、群生した個体を処理する手間を要することなどから、1㎏あたり数千円程度の価格で取引されている。
チリやカナダでも大型のフジツボが食用にされている。
出典 www.flickr.com
殻ごと塩茹でにするか蒸して殻の中の少量の身を味わう。カニと玉子の中間のような味といわれる。小型のものは出汁として味噌汁などに使われる。
フジツボを取る様子
フジツボ料理
料理といってもそんなにバリエーションはなく、ほぼ茹でるか蒸すかして殻からほじくって食べます。
口の部分からつまんで引き出して食べます。
出典 www.recipe-blog.jp
茹で上がったフジツボは、貝類のようにほじくっていただきます。
出典 www.recipe-blog.jp
フジツボ動画
珍味中の珍味! 下北産 フジツボ
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