日本人の好きな海のおいしい珍味ナマコ
海底に住み、外見がかなり独特なため敬遠されてしまうことも多いですが、その味はよく、日本人に古くから食用されているナマコのご紹介。
ナマコとは
ナマコ(海鼠、英: sea cucumber)は棘皮動物門のグループの一つで、ナマコ綱 Holothuroidea に分類される。体が細長く口が水平に向くなどの特徴を共有する一群である。世界に約1,500種、日本にはそのうち200種ほどが分布する。食用になるのはマナマコなど約30種類。寿命は約5-10年。
すべてが海産であり、淡水・汽水域には生息しない。潮間帯から深海まで分布範囲は海洋全域に及ぶ。大部分が底生で、潜行性のものも含む。
出典 amanaimages.com
ナマコ類は無脊椎動物の中では大きくなる方だが、攻撃手段を持たず、動きも遅いため捕獲が容易である。日本や中国では古来より、ナマコを食料として利用してきた長い歴史がある。日本で主に食用とされるマナマコは体色からアカ・アオ・クロの3種に分けられ、それぞれ地域によって価格差がある。スーパーの店頭に並ぶのは3種のうち最も商品価値の低いアオであることがほとんどである。
出典 amanaimages.com
生食が中心の日本に対し、中国では乾燥させた干しナマコとして利用するのが一般的である。内臓を除いて薄い塩水などで煮た後に乾燥させたナマコを煎海鼠、海参(いりこ)という。煎海鼠は、日本でも古くは体内の虫殺し、肝臓への薬効、痰の除去などに効果があると言われ、『養老律令』賦役令及び『延喜式』にも諸国からの貢納品として挙げられている。
出典 www.amazon.co.jp
旬は初冬とされ、日本では酢の物として食べることが多く、味よりはコリコリとした独特の食感を楽しむ食べ方をされる。腸などの内臓を塩辛にしたものはこのわたと呼ばれ、ウニ・からすみ(ボラの卵の塩漬け)と並んで日本三大珍味のひとつとされる。905年編纂の『延喜式』にも記述があり、ナマコの利用法としては1,000年以上の歴史を持つ。
卵巣を干したものはこのこまたは口子(くちこ)と呼ばれる。
出典 amanaimages.com
なまこのさばき方~ナマコ酢とこのわたの塩辛の作り方 寿司屋の仕込み how to fillet a Sea cucumber
おいしいナマコ料理
定番なまこ料理と言ったら、生のまま刻んでポン酢等につけてなまこ酢に。お酒のお供に最高です。
出典 recipe.rakuten.co.jp
中華料理でも重宝される食材で、煮込み、炒め物などにすると絶品です。
出典 recipe.rakuten.co.jp
よく味が出るし染みるので、スープなどにも。
出典 www.recipe-blog.jp
評判
なまこ料理動画
【板前35年の技】さざえのさばき方(Top shell)刺身編
近代日本料理の「フルーツ酢」にもチャレンジ
【料理と日本酒】見た目がとっても美味しそうでも不気味なナマコ酢
【居酒屋しのや】かきポン酢、ナマコ酢、天ぷら、串焼き。izakaya
節約父さんの半額食材の成果と料理 酢カキ なまこ酢 vinegared oysters Sea Cucumber Vinegar
【30㎝級の赤なまこ】一番柔らかいナマコ酢! 簡単おろし方 さばき方~ナマコ酢二種作り方【4K】
超やわらかナマコ酢
【お料理】生きたナマコでナマコ酢作った!!
「このわた」作り方!食べ方!
ナマコ漁の様子
赤ナマコ・青なまこ さばき方
ナマコの内臓でお酒のつまみを作ってみたら究極の美食になりました!
なまこの調理 和歌山釣太郎
海からのおいしい贈り物 (23)ナマコは何者?-青森県・陸奥湾-
ナマコ酢(捌き方から盛り付け、コノコとコノワタの塩辛の作り方)